花粉症で鼻をかみ過ぎて、鼻の下がヒリヒリして困ってます。
ヒリヒリするスナック菓子と言えば、『カラムーチョ』。
今となっては、当たり前にコンビニなどで目にする人気商品ですが、発売には大変な苦労があったそうです。
その歴史を辿ってみましょう。
・「辛い」の「カラ」と、スペイン語で「たくさん」を意味する「ムーチョ」から由来している
・味付けはメキシコ料理を参考にした
・カラムーチョは激辛ブームの火付け役?
辛さ度
★★★☆☆☆☆☆☆☆(3)
旨さ度
★★★★★★★★★☆(9)
オススメ度
★★★★★★★★☆☆(8)
『カラムーチョ』とは?
カラムーチョは、湖池屋が製造販売するポテトチップスで、チリの味をベースにした辛みの強いスナック菓子で「辛い」の「カラ」と、スペイン語で「たくさん」を意味する「ムーチョ」を組み合わせたのが、名前の由来となっています。
発売当初は全く売れなかったが、大手コンビニチェーンで販売したところ、その年のすべての食品の中でトップの売上を記録するほどの大ヒット商品となりました。
激辛ブームの火付け役?
1986年に新語・流行語大賞『新語部門』の銀賞な輝いた『激辛』ですが、それまでは『激辛』という言葉が無かった訳ですから、今では考えられないですよね。
カラムーチョの販売開始が、1984年ですからこの頃から辛い食べ物に対する注目度が高くなっていたのが、分かります。
ちなみに、商品開発のきっかけは新市場の開拓で、昭和40年代半ばまでの高度経済成長期、ポテトチップスは家族で楽しむ菓子だったため、「大人がお酒のおつまみで楽しめるようなポテトスナックを作ろうと発案しました。
味付けを模索する中、開発担当者が米国視察中にメキシコ料理に着目し、チリ味が面白いということになり、辛いだけではなく、オニオンやガーリックなど秘伝のうまみを加え、辛さが売りという全く新しいポテトスナックを完成させたそうです。
今では当たり前に辛いスナック菓子がコンビニなどで陳列されてますが、昔は無かったのですから、その扉をこじ開けてくれた『カラムーチョ』に感謝ですね。